2009
11月
13

ヤフオク(ヤフーオークション)ってどんなもの?

前回は代表的なインターネットオークションについていろいろと比較してみました。
今回はネットオークション最も規模の大きいヤフーオークション(ヤフオク)について解説してみましょう。

●ヤフオクはまだ10年目?

オークションの歴史は紀元前の古代バビロンにまでさかのぼり、最古の文献「ヘロドトス」の歴史の中で、紀元前500年頃にバビロニア人の間で結婚相手を得る為のオークションがどの村でも1年に1度行われていたという記述があるということです。とてつもなく古いんですね。

インターネットオークションについては、1995年アメリカのエール・オミジャー氏がキャンディーケースを収集している妻の為にオークションサイトを自分のサイトに作ったのがはじまりと言われています。
以来、収集家、マニア、骨董品の参加者が増加しました。それが現在のアメリカの最大オークションサイト「イーベイ」なのです。

日本でのインターネットオークションの始まりは1998年7月に楽天スーパーオークションで店舗を中心としたオークションが最初でした。

Yahoo!オークション(ヤフオク)は、個人間の取引を目指して1999年9月28日にサービスを開始しました。
日本では楽天市場などが先行して行っていたインターネットオークションに比べ、Yahoo!オークションは無料で利用できるという点で、また、インターネットオークション最大手のeBayが日本語・日本向けローカライズ参入していなかったこともあり、利用者数を増やしシェアを急速に広げ、ほぼ独占状態となりました。ただ当時のシステムでは、ユーザ登録の際に本人確認を行っていなかったため、出品者によるオークション詐欺などの犯罪行為や不正行為が横行しました。

その後犯罪防止のための本人確認の意味合いを兼ねて、サービスが有料化され、出品・入札・落札にかかわらずサービス利用のための本人確認費用(オークション参加料)が毎月課金されることとなりました。
この有料化と同時に、Yahoo! JAPANは、詐欺に遭った利用者に対して被害額を補償する「オークション補償制度」を導入することとなります。

2002年には1回の出品につき10円が「出品システム利用料」として、また、2002年には商品が落札された際に、その落札額の3%(後に5%。自動車車体など一部のカテゴリはそれに応じた金額)が「落札システム利用料」として徴収されるようになりました。つまり、商品の出品自体に対して課金が発生するようになったのです。

このような料金制度の導入の背景には、ネットオークション世界最大手のeBayが 2002年3月いっぱいで日本向けから撤退したこともあり、独占的な立場を利用した値上げではないかとの指摘も多くなされましたが、この料金制度の導入により、オークションへの総出品数は同年3月の約420万件から6月には約230万件と半減し、平均落札額や落札率は上昇しました。しかしながら、現在でも会費、出品、落札料を取らないオークションサービスもありますが、集客性や利便性の点から、入札者、出品者ともどもメリットデメリットを考えた上で結局ヤフオクに流れていっているようです。

2004年には、オークション詐欺などのさらなるトラブル防止を目的として新規出品者(新規出品者であってもYahoo! BBユーザーやオークションストアのユーザーについては除外)に対する住所確認制度を導入しました。

Yahoo! JAPANが誕生してから10周年を迎えた2006年には、10周年記念企画として各種無料キャンペーンを開始。これには利用者を増やす狙いがあったが、一方で不正入札や不正落札が増え、一部で混乱を招いたようです。

2007年には個人情報の保護と取引の安全性向上の理由により、電子メールを用いることなく出品者と落札者間の連絡を行う「取引ナビ」機能を追加。その後しばらくは取引ナビと従来のメールアドレス表示が共存する状態となりましたが、メールアドレスの表示は同年7月4日に終了し、以降は取引ナビに一本化されました(ストア登録者を除く)。

このようにヤフオクでは常にオークション詐欺が大きな問題となっており、さまざまな工夫をこらしてユーザーの安全を守りつつ規模を拡大してきました。と同時にユーザーにとっては様々に課金がされるようになってきたので、現在はいわば「手数料で安心を買う」様な形になっているのです。

●なぜヤフオクに人は集まる?

さてこの人類の歴史の始めのころから行われてきた「オークション」とは、品物を売りたい「出品者」がいて、それを買いたい人たちが「買ってもいいと思う金額」を次々と「入札」して提示しあい、もっとも高い金額を提示した者が「落札者」となる、つまりその商品を購入できるというとってもシンプルな売買形態なのです。「競売」とも言われています。スーパーマーケットなどの「値札どおりに物の値段が決まる」売買形態のほうが意外と歴史が浅いんですね。この「値踏みする」という行為自体に人間の持っている「コミュニケーション欲}みたいなものが隠されているんじゃないでしょうか。私の生まれた(生まれただけなんですが)関西地方はこれが特に強いと感じます。「これ200円のところ100円やったで!」と上手に買い物できると嬉しくて自慢したくなりますよね。これがインターネット上で行なわれているのがネットオークションというわけです。最新の社会システムと太古からのコミュニケーションシステムが融合したすばらしい発明なのです。

ヤフオクはそのインターネットオークションサイトの中でも国内最大規模なので、当然人が集まってきます。
開始当初はオークションサイトというと、マニア向けのレアものや不用品ばかりが取引されているのではないかと思われていました。しかし実際はまるで違っており、いまや個人売買の域を超えた巨大なショッピングモールを形成しているといっても過言ではない。ひとつの店舗として「出店」している家電やアクセサリー関係他の通販サイトも多数見られ、中古品だけでなく、新製品も入手可能です。

インターネットが無かったころは、欲しい商品があったら新聞、雑誌、チラシ、テレビなどの広告を頼りに近所のお店に買いに行っていました。それが、インターネット通販が普及してからは、店頭価格と通販サイトの価格を比較して、何百キロも離れたお店からお目あての物を買えるようになったのです。さらに今はさらにヤフオクなどのオークションサイトが比較候補に加わり、店頭価格、直販なども含めた通販サイト価格、ヤフオクに出品されている新品商品の価格を比較しながら、さらに送料は? 手数料は? 消費税は? 納期は? と情報を収集し、もっともベストな選択をすることが可能なのです。特筆すべきは、特に新品かどうかはこだわらない、むしろ中古で格安ならOK!という場合や、もう新品で売っていないお宝や絶版品なども選択肢に入ってくると、ヤフオクの優位性が際立ってきます。場合によっては想像以上に充実したおまけつきで入手することもできるのです。

1999年から始まったヤフーオークション。たった10年前に始まったこのシステムを利用して、現在では出品点数約2000万点、参加者数は700万を超えており、1日におよそ20億円分も取引きされています。「ヤフオクでそろわないものはない」と言っても過言では無くなってきていますね。
こういうわけでヤフオク人気はこの10年間で大変な勢いで上がってきてますし、これからもその市場規模は拡大していくことでしょう。

次回は「ヤフオクで稼ぐ」という視点から、「なぜ今ヤフオクなのか」というところを検証してみたいと思います。おたのしみに!

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